生命保険の知識>保険料支払いが困難な時の方法

保険料の払込みが困難になった場合、
どうすればいいでしょうか?
一時的なものの場合、「(自動)振替貸付」制度を
利用することができます。

保険料の払込みがないまま猶予期間(月払いの場合は払い込むべき月の
翌月末日まで)契約を過ぎると、その契約の解約返戻金が
払い込むべき保険料とその利息の合計額より多い場合は、
保険会社が自動的に保険料を立て替えて契約を有効に継続させます。
これが「(自動)振替貸付」制度です。
貸付なので、契約貸付と同様に保険会社の定める利率により利息が
かかります。また、いつでも返済ができます。
途中から保険料を支払わずに契約を継続したい場合は、
二つ方法があります。

保険期間をそのままにしたい場合は「払済保険」にしましょう。
これは、元の契約の保険期間を変えないで、一時払の養老保険、
もしくは元の契約と同じ保険に切り替える方法です。
この場合、保険金額は元の保険金より小さくなります。
特約が付いていた契約は、特約部分は変更後、消滅となります。

保険金額を変えたくない場合は「(延長)定期保険」です。
これは、保険金を変えないで一時払いの定期保険に切り替える方法です。
払い済み保険と同様に、特約部分は変更後消滅します。
その時の解約返戻金により、ふたつの場合があり、
元の契約の保険期間より短くなる場合は、その期間も持って終了、
よって、満了日まで生存した時でも保険金は支払われません。
保険期間が長くなる場合は、元の保険期間にとどめ、そのかわりに
満了日に生存保険金が支払われます。
この場合、生存保険金は元の保険より少なくなります。
今の保険の内容のままにしたいなら、日頃の生活の中から
保険料を捻出しましょう。
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