生命保険の知識>介護保険の必要性

介護保険こそわかりづらい保険はありません。
単純にいえば、介護状態になった時に給付金を受けられる保険です。
また、介護年金という形で一生支払われ続けたり、一時金で受け取る
ことのできる場合もあります。

現在では、公的介護保険ができて、介護が必要と認定されたら
その介護度に応じて介護サービスや支援サービスを受けられます。
また、介護状態になれなければ終身の死亡保険として受け取れるものも
あります。
この公的介護制度を補うのが介護保険の目的と言えるでしょう。
保険会社により、公的介護と連動している場合もありますが、
大抵の場合は連動しておらず、保険会社の給付対象は公的介護の
４，５相当です。
これは、寝たきり・認知症などの重度の介護が必要なレベルです。
介護保険こそが将来起こるかわからない事象に対して保障する
保険らしい保険です。
介護というのは、お金はもちろんかかりますが、それを支える家族にも
負担がかかります。

健康を維持したり、事故に遭うのを防ぐするのは、
日頃の生活を注意していればできますが、
介護が必要になるかは気をつけようがありません。
公的年金の支給で十分な介護を受けられる費用を捻出できるとは
考えられませんしね。
将来的には、もっと注目されていく保険と言えます。