生命保険の知識>医療保険って必要？

今やテレビのCMでよく出てくる医療保険。
以前は、死亡保険の特約としてしかありませんでしたが、
単独で売られていて、かなり需要のある保険です。
これは、「第三分野の保険」と言われていて、
医療にかかる費用の保障をする保険です。

外資の保険会社は特に力をいれていて、保険料も安く設定されていて
つい入りたくなってしまいます。
様々な種類の医療保険がありますが、入院していた日数により
60日型、120日型、180日型などがあり、この保障できる日数が
多くなればなるほど保険料は高くなります。
それでは、長い日数の保障があった方がいいのでしょうか？
医療技術はどんどん発展しています。
日本人の平均的な入院日数は2か月以内が8割以上を占めています。
癌でさえも、2か月以内には退院できるケースが多いようです。
なので、多くても120日型で十分なのではと思います。
長期入院になった時には、たしかに頼りになる保険ですが、
高額医療制度がありますから、そのお金は還ってきます。
貯金があって、お金に余裕があるならば、医療保険にはわざわざ
入る必要がないと思います。
ただし、癌の家系などの方はがん保険に入っていおいた方がいいと思います。

癌の治療はランニングコストがかかり、保険の効かない治療が
多いからです。
ただし、がん保険は2年以内の再発の場合、給付金を支払いません。
なぜなら、2年以内の再発は8割を占めているからです。
給付する可能性が高いので支払えないということです。
保険会社が損をしてしまうことは当然避けるってわけですね。